代表挨拶

プロフィール

株式会社ChoKa
代表取締役社長 新田 増穂

1990年6月14日生 兵庫県神戸市出身

元々、食べることが大好きで
20代では国内に留まらず様々な国々に足を運び
野菜の勉強を始めると同時に、
各国の伝統料理を五感で学んでいく中で
識った食文化と風土の深い関係性。
そうして関心が次第に「食材」へと変わり
2017年より料理家として始動。

その後、パニック障害で一年自宅療養という経験から
食事制限による一時的な健康意識ではなく
日本という地で生きる自分の身体にとっての
本当の「健康な食事」や「豊かな衣食住」が何かを
改めて考える機会を頂く事になりました。

そうして日本ならではの発酵食を作る手仕事を
ライフスタイルに取り込んでいく中で
深い関心を抱くようになったのは
日本食文化と古来からの人々の暮らしや知恵。

地方地方で自然と共生しながら生きる人
古来から受け継がれてきた日本食の歴史
それを紡いできた人々の心

そして、そこ在るのは
虫の音、風の音、鳥の声、土の匂い
生き物達が手を取り合って生きている世界

そういった真の豊かさに触れた時
物で溢れた今の時代だからこそ
食の消費者である私達の意識を
在るもの全てが誰かが何かに従事して作り出されたもの
という認識に変えていくことが、
きっと既に手の中にある日々の豊かさというものに
多くの人に気付いてもらうひとつになり、
同時に、一次産業の担い手不足問題の
解決の糸口となる、と感じました。

そんな想いから、現在は、各地に足を運び
地方地方の農業に携わる方や
伝統的な加工食品の生産の現場におられる方の
「想い」や「人生」といった、
食という概念を超越した無形の日本の伝統を
一人の食に携わる人間として
食卓を通して多くの人に伝えていきたいと
2024年4月8日灌仏会に
日本文化、衣食住をテーマとした
株式会社ChoKaを創立しました。

自分というものが、円の中心ではなく
日本という地で人々が紡いできた長い長い糸の中にある
一瞬の針であるという事を識ること。
これが幸せの本質であることを
多くの人に知ってもらいたいと願って、
衣食に関わる様々な事業を手掛けています。

 

・趣味
梅仕事、味噌作り、茶道、チェロ、美術館

・好きなもの
伝統文化、民藝品、自然、うつわ、アート